三指
【はじめに】
狛江1団平成18年「入隊・上進式」は、10月8日(日)例年通り「狛江市民センター」の地下ホールで行なわれました。 今年も大勢の保護者の方が参加されて、スカウトたちも「やくそく・さだめ」や「ちかい・おきて」を唱えるとき、恥ずかしいやら、でも、がんばらなくてはの気持ちがすごく伝わって来ました。
司会を行いながらのカメラマンであったことから、全てのスカウトの晴の「ベストショット」を撮れなくて申し訳ありませんでした。
でも、BS隊坂本副長が撮影については全面的にフォローしてくれましたので、全員の晴の姿を残せたと思います。
全ての写真をじっくりご覧下さい。
【入隊・上進式の思い】
スカウトたちにとって、特に「慈しみと抱きかかえ」の幼い年齢において、隊旗の端を握り、隊長や副長、保護者、そして大勢のスカウトたちの前で、それもライトを落とされた薄暗い壇上で、全員の視線を浴びて「やくそく」や「ちかい」を唱ええることの「緊張感」は、筆舌に言い表わせないものがあるものです。
最近ではいませんが、緊張のあまり「お・そ・そ」をしてしまった子を、長年の歴史の中で少なからず私、否、狛江1団は経験しています。
また、途中で言葉が出なくなって、20秒、30秒、1分とじっとしているだけとなった時の会場全体に伝わる緊張感。
でも、誰もヤジを飛ばすことなく、じっと次の言葉が出るまで待ってあげている、そして、やっと思い出したか続きを唱えられたときのスカウトの満面の笑み。
彼の保護者も目を閉じ、祈らざる得ない状況となるシーンです。
しかし、このような幼い時代に、めったに出来ないこの貴重な経験が「自分も出来た」「やりとげた」の満足感と自信が、いずれ「意思」の強い「人」をつくる「糧」となるのでしょう。
「失敗」の経験が多いほど成長し、「失敗」した仲間にイーブンで論戦を張ってあげられる「よりよい社会人」に成長してくれるようです。
私も各隊の隊長の任にあった時のスカウトが、勉学にバイトに、はたまた「デート(*)」で忙しい中、式に出席してくれたこは掛け値なしにうれしいことです。
思わず一緒のショット写真を強制してしまいました。
ありがとうね、「晋」「慎治」「陽太」。
彼ら以外今日出席できなかったみんなにもエール送るよ、「弥栄」を。
【お願い(要請にちかいです?)】
この道を長く経験している者として保護者の方にお願いがあります。
お子様の精神年齢が「(自ら)(奉仕)」の時代となる、「ベンチャー」や「ローバー」スカウトに上進しても、必ず「入隊・上進式」には足をお運びください。 日頃家庭内で出来ていない、また、直接会話がなくとも、互いにコミュニケーションが図れる「入退場新式」に。
弥栄
(*)長年ベンチャー隊長の任にあった時、活動や団行事に「欠席」できるのは「デート」のみが私の指導方針でした。
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