2006年夏季キャンプにあたって
ボーイ隊 隊長 楠瀬孝之
三指
本年は、第14回日本ジャンボリー開催されます。幸い参加希望をした中学1.2年の4人全員が参加可能となりました。
しかしながらジャンボリー参加の大半がその後の学校行事等で、ボーイ隊の夏キャンプに参加できなくなり、本隊のキャンプ参加はジャンボリー組1人と残った小学生3人の計4名となってしまいました。そこで少人数でも充実したキャンプを! またジャンボリーに一部資材を提供する必要もあり、春キャンプ以降、移動キャンプについて検討してきました。そして参加構成が小学生主体になることから、支援及び有事(天候・体調・アクシデント等)の避難を優先に考え場所の選定をしました。
その結果、八ヶ岳がどのコースをとってもアクセス(入山。下山)が容易であることから第一候補としました。次にいかに荷物を少なく(軽く)するか、それには一番重量に関わる「水」を容易に確保できるコースの検討をし、行程も一般の倍程度の時間余裕を見るようにしてキャンプ(設営)地を選んだ結果、八ヶ岳本峰の一つである硫黄岳から北八ヶ岳の白駒池までのコースにしました。天候が良ければ、春キャンプで登ったコース(鋸山〜鍋割山〜大岳山〜御岳)より、距離も標高差も少ないコースであり体力的にも余裕があると判断しました。
ただし、八ヶ岳は2800メートルの日本でも有数の高山です。夏でも気温は10℃を下回り、ひとたび天候が悪化すると台風に匹敵するほどの風雨になります(悪天候の時は登山を中止します)。また岩場や大石が多く点在し注意して歩く必要があります。そのため装備や体調を整えておかねばなりません。いつもより準備日数を多くとり万全な体制で挑みましょう。そして移動キャンプとはいえ、小学生に全ての荷物を担がせるのではなく、支援隊が各キャンプ場に先回りして食料等の荷運びや設営をし、登山隊の負担を軽減させます。
2500メートルを越すと、木が生えることが出来ない(森林限界)世界、状況によっては雲海(雲のたなびく高さ)より上の世界、普段では見ることの出来ない高山植物や景色、を体験できます。また、行動をしながらの食事についてもいつものスカウト弁当(おにぎり)ではなく非常用携行食も使用する予定です。今回は少人数だから出来るキャンプです。これをチャンスとして、好天を祈り、しっかり体験(勉強)しましょう。
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BS夏季キャンプ【実施要綱】
テーマ: 日本の高山(八ヶ岳)を知ろう
目 的: 八ヶ岳の主峰の一部に登り、「本格的登山」「移動キャンプ」
「高山植物」「非常食」について体験・勉強をする。
日 時: 平成18年8月12日(土)〜15日(火) 3泊4日
場 所: 長野県 八ヶ岳(中央部〜北部)
一泊目(12日)八ヶ岳美濃戸高原「やまの子村」
0266−74−2274
二泊目(13日)オーレン小屋 キャンプ場
0266−72−1279
三泊目(14日)白駒池「青苔荘」キャンプ場
0267−88−2082
集 合: 8月12日(土) 07:00 市民センター西側
解 散: 8月15日(火) 16:00 市民センター西側
交 通: 自動車 2台 ( 楠瀬車 ・ 坂本車 )
緊急連絡先: 携帯 楠瀬BS隊長 □□□−□□□□−□□□□
江尻BS副長 □□□−□□□□−□□□□
坂本インストラクター □□□−□□□□−□□□□
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【参加者】
No | 氏 名 | 12日(土) | 13日(日) | 14日(月) | 15日(火) | 備 考 |
| 【リーダー】 |
|
| |||
1 | 広瀬 泰之 | ○ | ○ | ○ |
| 13日登山14日夜帰京 |
2 | 楠瀬 孝之 | ○ | ○ | ○ | ○ | 登山(アタック)隊 |
3 | 江尻 隆一 | ○ | ○ | ○ | ○ | 支援(サポート)隊 |
4 | 坂本 朗 | ○ | ○ | ○ | ○ | 13日支援、14日登山 |
5 | 安田 浩司 | ○ | ○ | ○ | ○ | 支援(サポート)隊 |
| 【タイガー班】 | |||||
1 | 坂本 太洋 ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | 登山(アタック)隊 |
2 | 溝口 圭将 | ○ | ○ | ○ | ○ | 登山(アタック)隊 |
3 | 安田 航 | ○ | ○ | ○ | ○ | 登山(アタック)隊 |
| 【イーグル班】 | |||||
4 | 坂本 遥峰 | ○ | ○ | ○ | ○ | 登山(アタック)隊 |
◎班長 ○次長
A…午前 P…午後 (遅)…遅れて参加 (中)…途中抜け (帰)…帰宅
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【BS隊装備】
品 名 | 前数 | 後数 | 品 名 | 前数 | 後数 |
国旗掲揚ポール | 1式 | リーダー炊具箱 | 1 | ||
のぼり用ポール | 1式 | リーダー調味料等の箱 | 1 | ||
のぼり用スタンド | 1式 | クーラーボックス | |||
隊旗(国旗・のぼり) | 1式 |
| |||
| ポリタンク 10L | ||||
スカウト用テント | 人数分 | バケツ | |||
スカウト用ツェルト | 人数分 |
| |||
指導者テント | 人数分 | 蚊取り線香(容器含む) | |||
テントシート |
| 針金ハンガー | |||
アンカー&ロープ | 1式 | ラジオ | |||
トランシーバ | |||||
ランタン (電池式) | 救急箱 | ||||
予備電池 | エイドポーチ | ||||
| トイレットペーパー | ||||
携帯ストーブ | 4〜5 |
| |||
ガスカートリッジ(epi) | 8 | ロープ&ザイル | |||
マッチ・ライター類 |
|
|
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【個人装備】
品 名 | 前数 | 後数 | 品 名 | 前数 | 後数 | 品 名 | 前数 | 後数 |
リュックザック | 洗面用具 | ハンドブック | ||||||
ハバザック | タオル | 歌集 | ||||||
シュラフ | ハンカチ | コンパス | ||||||
テントマット | ティッシュペーパー | ロープ | ||||||
|
|
| ||||||
登山靴(はきなれた靴) | 軍手 | 号笛(ホイッスル) | ||||||
制服(上下) | ビニール袋 (大) 防水用 | 野営のしおり | ||||||
ベレー帽 | ビニール袋 (小) |
| ||||||
ネッカチーフ | エチケット袋 | 常備薬 | ||||||
ネッチリング | ||||||||
替、ネッチ | 食器セット | |||||||
予備リング | カップ | |||||||
ベルト | 水筒(トータル2?) | |||||||
下着 | 懐中電灯 | |||||||
寝る時の服 | 予備電池 | |||||||
作業着(上) | マッチ(防水) | |||||||
〃 (下) | 針金ハンガー | |||||||
作業帽 | ||||||||
注 防寒着 | ||||||||
注 登山着 | 弁当(初日昼分) | |||||||
厚手の靴下 | ||||||||
雨具(上下) | ||||||||
時計(あれば) | ||||||||
健康保険証 | ||||||||
健康注意メモ |
注.標高が高いため夜間の冷え込みが予想されますので、厚手のフリースなど防寒着を忘れずに。
注.登山着は、気象条件の変化に対応しやすいように、薄手のものを重ね着できるように。
(例) 半そでTシャツ、長袖シャツ、ウインドブレーカー、薄手のフリースなど。
また、シャツ、下着、ズボンなどは化繊のものが好ましい。
注.技能章ガイドブック「野営章」「野営管理章」「炊事章」を持っていれば持参のこと
注.「健康注意メモ」は、持病や注意を要する事項を「カード」に記載すること。
注.*印のものは、登山中は支援車に保管します。
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