2006.3.11 (土)~12(日) ボーイ隊 オーバーナイトハイク

高尾から狛江まで約35kmを、コマ地図を頼りに夜通し歩く訓練です。

スカウトは当日夜、ゴール地点の西河原公民館に集合し、車でスタート地点の高尾山口駅前へ移動しました。そこでセレモニーの後コマ地図と注意事項が伝えられます。

コマ地図の例注意事項の説明



その後、出発時刻20分の間をあけてタイガー班とイーグル班それぞれが班行動でゴールを目指します。先発のタイガー班は高尾山口駅前を22:00に出発。



出発前のタイガー班出発前のイーグル班



それぞれの班に指導者が少々離れて追歩する一方、移動しながら各チェックポイントへ支援車2台でフォローします。また、曲がり損ねると道を見失う箇所にもあらかじめ待機し、ルートを逸脱しないようにサポートします。



ペースは当初毎時5km程度。4箇所のチェックポイントで都度20分程度の休憩を取ります。最初は元気だったスカウトたちも、深夜にいたり休むとかえって眠くなり気力が落ちていく・・・



聖蹟桜ヶ丘駅前のチェックポイント(午前3時近く)で、宮本くんがギブアップ。前日学校があって昼寝をできなかったようだ。



リタイアし車で眠り込む宮本君



初級の小学校5年生が2名いる先発タイガー班は順調に進んできたが、桜ヶ丘からの丘越えで急速にペースダウン。やはり明け方近くなってくると辛くなってくるのだろう。
一方、宮本君リタイアのイーグル班、俄然ペースを盛り返し丘超えを毎時5kmを超える驚異的なペース。先行のタイガー班に肉薄。しかし、それがたたったか江尻君グロッキー気味。
先行タイガー班でも、山崎君が橋を渡るところで力尽きる。あと少しだったのにね。



稲城大橋を渡り、土手へ出たところでイーグル班がタイガー班を捕らえる。あたりは明るくなってきている。ここまでで相当消耗しているのであろう。眠さと疲労と足の痛みで、安田君は泣きながら足を引きずって歩いている。ゴールまであと約4km。



がんばってゴールを目指す安田君、溝口君



そうこうしながら、とうとう最後まで歩いて水神前のゴール目前、すでにゴールしたスカウト達が最後尾の安田君を出迎え。



全員ゴール後、揃って豚汁とおにぎりで朝食。夜食にもチェックポイントで持参のおにぎりを食べていたが、やはり暖かい食べ物はありがたい。炊き出しの豚汁をタープの中で食べる



眠気と疲れで放心状態の溝口君



みんな最後までがんばりました。



ボーイ隊 坂本朗

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